シミやシワ・たるみ・吹き出物や毛穴の開き

あなたのお肌の悩みは何ですか？

高い化粧品を使ったりエステに通っても 【お肌の悩み】 は、なかなか解消されないイメージがあるかもしれませんね。

ところで、肌トラブルの原因を考えたことはありますか？

実は、あらゆるお肌のお悩みの原因は 「乾燥」なんです！！

肌の乾燥は体の調子が悪かったり、ケアを怠ったりするとすぐに表に出てくるので悩まされますよね。

しかも1年中ついて回るのが悩みです。

特に秋～冬は空気が乾燥するので、お肌から水分が奪われていることを実感しやすい時期かもしれません。

カサついたり、つっぱったり、かゆくなったり……。
ひどい乾燥が続くと痛みを引き起こすこともあります。

そんな《乾燥》がどうして肌トラブルのあらゆる原因になるか謎を紐解いていきましょう。

それでは、本編に行ってみましょう！！

肌の乾燥はバリア機能が低下するのが原因

確かに肌の乾燥は気になるけれど、シミやシワ・たるみや毛穴汚れまで本当に乾燥と関係があるの？

当然そう思いますよね。

じゃあ、どんな風に乾燥が肌トラブルに関わってくるのか。

なるべく分かりやすく解説しちゃいましょう。

まずは肌の乾燥の原因を考えてみましょう。

肌の乾燥に大きく関わっているのが、肌の一番外側にある「表皮 (ひょうひ )の角質層(かくしつそう)」という部分です。

角質層には肌の内側から水分が蒸発するのを防ぐ《バリア機能》という役割があります。

しかし、さまざまな要因で肌のバリア機能が低下すると、水分が逃げやすい状態になってしまいます。

そうして肌の水分がなくなってしまうことで肌の表面がカサカサし、粉を吹いてしまったりするわけなんです。

肌のバリア機能が低下する原因って何？

肌のバリア機能が低下する要因には、次のようなものがあります。

身に覚えがないか一緒に確認してみましょう！！

原因①：ターンオーバーが正常に働かない

まず、ターンオーバーとは

簡単にいうと「細胞の世代交代」のことです。

「古い細胞は捨てられ、新しい細胞に入れ替わっていく仕組み」と覚えておけば大丈夫です。

うるおいに満ちた肌というのは、 約4～6週間で皮膚細胞のターンオーバーが起こることでキープされます。

つまり、 健康な肌 というのは、「正常なターンオーバー」が行われることで保たれているんですね。

ところが、ターンオーバーは普段の生活に左右されやすいという特徴があるんです。

「寝る時間が不規則」だったり「睡眠不足が続いている」と就寝中に分泌されるはずの成長ホルモンがきちんと分泌されなくなることで、ターンオーバーが滞ってしまいます。

また、毎日の食事からとる栄養は、健康なお肌のもとを作ることはもちろん、血行がよくなることでターンオーバーを活性化することもできます。

ターンオーバーを正常に保つためには、規則正しい生活が重要なポイントになってくるということが分かりますね。

原因 ②：ダイエットと洗顔方法も原因

規則正しい生活には、正しい食事も重要なことの1つですね。

でも、ダイエットや偏食によってさまざまな栄養が不足すると、健康な肌が育たなくなってしまうんです。

さらに、お家での間違ったスキンケアによって乾燥が悪化することがあるんです。

朝晩の洗顔のとき、肌をゴシゴシこすったり熱いお湯で洗ったりしていませんか？

実はそうした物理的な刺激も肌のバリア機能を低下させ、肌を乾燥させてしまうんです。

原因 ③：紫外線は肌の天敵

次に注目するものは紫外線です。

紫外線はシミやシワ・たるみなどさまざまな肌老化の原因になりますが、 特にUV-Bは肌の表面にダメージを与えて日焼けを起こし、 角質層から水分を奪って肌を乾燥させ、ごわつかせてしまいます。

乾燥というと冬のイメージがあるかもしれませんが、暑い夏に大量に汗をかくことで肌表面のpH(ペーハー)バランスが崩れ、 細菌が繁殖して一時的に肌のバリア機能が低下することがあります。

冷房や暖房の影響で肌の乾燥が進むこともあるため、季節を問わず日ごろから保湿ケアを怠らないようにしたいですね。

肌を健康に保つ方法ってどうすれば良いの？

じゃあ、肌を健康に保つにはどうしたら良いんでしょうか？

肌のバリア機能を健康に保ちながら、乾燥を防ぐために必要なことは

1. 睡眠と栄養をしっかりとること
2. 紫外線や間違ったスキンケアによる外的刺激から守ること
3. 肌の清潔さを保ち、保湿ケアを怠らないこと

意外とシンプルですが、この３つが大切。
「毎日の心がけで肌のバリア機能を低下させないようにする」ことが、重要なんですよ。

でも、どうして肌のバリア機能が低下すると、シミ・シワ・たるみ・吹き出物や毛穴の開きといった肌トラブルを引き起こすのでしょう？

シワやたるみがなく、毛穴も目立たない肌のことを「ハリのある肌」と表現することがよくあります。

この「肌のハリ」を保つために重要なのは、“コラーゲン”と“エラスチン”です。

この2つは、お肌の表皮よりも奥の真皮層にあり、しっかりと結びついてゴムのようにピンと張り巡らされ、お肌の弾力を保っています。

例えば肌を洋服に例えてみましょう。

肌が洋服・ゴムが “コラーゲン”や“エラスチン”としましょう。

洋服のウエストゴムが古くなってだんだん伸びてきて、ゆるくなってしまった経験はありませんか？

お肌のハリを保つ「ゴム」も、ダメージを受けるとだんだん伸びてきて、ゆるくなってしまい、お肌の弾力を保つことができなくなってしまうんです。

つまりゴムの部分がダメージを受けると洋服に当たるお肌が、たるみ・シワになり、たるむことで毛穴の開きや汚れが目立つようになってしまう。という訳です。

お肌が乾燥する

↓

バリア機能が低下する

↓

深部のコラーゲンとエラスチンがダメージを受ける

↓

あらゆる肌トラブルに繋がってゆく

この悪循環を回避することがとっても大切ですね。

まとめ

肌のトラブルの原因が乾燥にあるという理由。

分かってもらえましたか？

潤いとハリのあるお肌を手に入れるためには、まずは乾燥を防ぐこと！

健康的な生活とお手入れで、健やかなお肌を手に入れましょうね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは次回またお会いしましょう。　バイバイ！！！